蓄電池の太陽光選びで気をつけたい容量

蓄電池の太陽光選びで気をつけたい容量 蓄電池の容量はそれが大きければ大きいほど良いのは正しいですが、大きいとそれに比例して料金が高くなるので、自分に最適なのはどれほどなのかを考慮しないといけません。太陽光発電システムの設置との関係から蓄電池を選ぶことも大切な要因です。
太陽光発電の容量を表すkWは瞬間の電力単位で蓄電池のkWhは、ソーラーシステムを1時間発電し続けた時の発電量です。単純にkWと同じ数値のkWhを選ばないでください。その理由としてソーラーシステムのkW表記は実際に使える実効出力ではないからです。
実効出力は屋根の向きや角度、季節、時間帯、パネルの性能で変化してきますが、晴天のときで出力は6割から8割ぐらいになります。このような要因で発電量が異なるので、発電した電気をどのくらい売電にふりわけ、どのくらい蓄電するかも考慮に入れます。
発電以外に家で使用している電化製品をチェックし、そのほかに万一停電にも備えて蓄電池を選ぶ必要があります。

太陽光に使用する蓄電池の寿命はどの程度か

太陽光に使用する蓄電池の寿命はどの程度か 太陽光発電は、そのまま使用するだけでは効果は発揮されません。蓄電池とセットで使用することにより、効果を発揮し、使い勝手の良いものとなります。蓄電池の寿命は法定耐用年数は6年です。この法定耐用年数は国税庁が定めており、実際の寿命とは異なります。
使い方次第では6年以上持つこともありさらに、バッテリー本体に何が使用されているかによっても持つ年数が違います。
経済産業省のまとめによると、一番年数が低いのがニッケル水素電池の5年から7年であり、逆に長いのがNAS電池の15年と鉛蓄電池の17年です。この2つの電池は案が持ちすることで知られており、太陽光発電の稼働が20年で設計されているためおおよそ同じぐらいのときに買い替えなどになります。
なお持たなくなった蓄電池は最大容量が減るため100%充放電することができません。長持ちさせるには、過充電や過放電を繰り返さない、適した動作環境で利用をすることがポイントとなります。